Archive for January, 2007

NOCHE VIEJA 大晦日

NOCHE VIJA 大晦日, originally uploaded by norishisa miyata.

スペイン人の家族の絆は、我々の想像力をはるかに超えている。何かにつけて集まることが多い。一緒に出歩いたり、食事会をやったり、誕生日となるとこれは集まるための方便のようなものだ。時として煩わしいこともあるが、これがスペイン人の家族を大切にするというアイデンティティーなのだ。クリスマス、大晦日はもちろん集まるのだがこの両日は特別豪華な食事会になる。オードブルは海老、蟹などの海産物、黒いつめの生ハム(生ハムについては説明が必要だがともかく最高の生ハムだ)スモークサーモン、うなぎの稚魚など普段値段が高くてとても食べれないものが主体だ。メインの方は子羊のオーブン焼きが圧倒的に多いが、中には子豚の丸焼き(オーブン)のところもある。羊というと日本ではマトンを連想するが全然違う。肉屋に言っても羊の肉が一番高い。まだ日本を出る前、だから約35年前まではクリスマスは海外では皆七面鳥を食べるものと思っていた。頭の中までアメリカナイズされていたのだろう。しかし七面鳥をはじめて食べた時の落胆は忘れられない。よくこんなまずい物後生大事に食べるもんだと思った。

MERCADILLO(朝市の風景)

スペインはどんな田舎に行っても週一回あるいは二回朝市が開催される。同じ物を買うにもスーパーと朝市では朝市の方が新鮮で安いような気がしてくる。必ずしもそうではないのだが雰囲気がそうさせるのだろう。まあ日本の夜店とか縁日みたいな物でワクワクするお祭り気分にさせてくれる。誰が何をどれだけ買っているか、日常的会話を交わしながら買い物をやっている風景を見るにつけ庶民の生活ぶりを垣間見ることが出来る。社交場、井戸端会議、ミートポイントといえるだろう。日本での外人旅行で彼らが一番喜ぶのが、一般家庭を見ることだと何かの番組でやっていた。やはり旅行というのは物見遊山だけではテレビの画像と変わらないわけで、現地の生活ぶりを垣間見るのが醍醐味ではないだろうか。

torero 闘牛士

torero 闘牛士, originally uploaded by norishisa miyata.

マドリッドの下町の中心の広場といえるのがマジョール広場である。それに続く道に多くの大道芸人行きかう人々を楽しませてくれる。特に日曜日は午前中(と言っても昼食の時間までだから日曜日は3時位まで)切手,コイン市をやってるし、近くに蚤の市が立つので大変な賑わいになる。写真の男は闘牛士の格好をしてじっと静止し、突っ立っているのだが、コインを投げると闘牛士のパフォーマンスをやる。つまり牛をマントであしらう真似をする。そして観客の方はオーレ、オーレの大合唱だ。こういう時のスペイン人の「乗り」の良さは特別だ。見てるだけで思わず微笑んでしまう。日曜、祭日のお昼はこのマジョール広場一帯を散策されることをお勧めする。ただ手ぶらで行かれたほうがよい。スリ、かっぱらいが今でもいる。(一時と比べるとだいぶ減った)この写真を撮ってるときも日本人の女の子が何人か歩いていたが、その一人はルイヴィトンの大きなバックを持っていた。あれではモロッコ(日本人を狙うのはほとんどアラブ系)人に取ってくださいと哀願しているようなもんだ