砂漠化4

macetas, originally uploaded by norihisa miyata.

ピレネー山脈を越えるとそこはもうアフリカだと確かナポレオンの言葉ではなかったかと思うが、風景、地質、気候は確かにピレネー以北のヨーロッパの国々より対岸のアフリカのモロッコの方に似ている。しかし前にも書いたかもしれないが昔から緑が少なかったわけではない。よく例え話で云われることだが、大昔は猿がピレネーからジブラルタルまで一度も地に着くことなく、木と木の間を飛び回って行くことが出来た。それほどまでの樹海だったという。しかし人間が住むようになって、それが増えるにしたがって土地の開墾、燃料のための伐採、今でも一部アフリカで行われているが山に火を放っての動物捕獲、そして極めつきはイスラム教徒との戦いである。砂漠戦では異常に強い彼らも山岳戦、森林戦となると戦い方を知らない。当然だが山に火を放すこととなる。一度消滅した森は絶対に再現不可能だ。多種多様の樹木がバランスよく生態系造っているわけだから植林しても(ごく一部、松の植林をしたが全体から見るとゼロに等しい)以前のようにはならない。岩肌むき出しのゴツゴツした乳灰色の山はスペインの特徴でもある。”スペインの山は木が少ないですね”よく観光客の方々から聞く言葉である。

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