
今サンイシドロの闘牛祭の最中だ。大いきな街の祭りというと街を上げてのドンチャン騒ぎがなくなってしまった。スペインの三大祭というとバレンシアの火祭り、セビージャの花祭り、パンプローナの牛追い祭り(実際には追っかけられ祭りだが)だが、パンプローナのお祭り以外は自由参加するのは難しい。その点田舎の祭りは底抜けだ。各自色んな酒を持ち合いタライのような物に流し込みかき混ぜて一晩中飲み明かす。ワイン、ビール、ブランディー、ウィスキー、シェリー、ありとあらゆる酒のミックスだ。酔わないわけがない。しかも踊り、歌い、騒ぐのだからへびれけ状態。底がないどころか底を通り抜けている。田舎の祭りは楽しいのが多い。大体一週間ほどお祭りがつづくのだが最後の三日間、だから金,土、日にかけて闘牛が開催される。闘牛場のないところは急造の闘牛場がその期間だけできる。もう三十年以上前だがteruel県の小さな村の実力者の娘と友達が知り合い、その村のお祭りに招待されたことがあった。ともかく寝ている暇がないのだ。闘牛も一番前の席で見せてもらったが興奮した牛というのは近くから見ると怖い、もの凄い迫力だ。牛の息遣いがもろに伝わってくる。闘牛だけは前の席がいい。最も値段も高い。これがサッカーとかフラメンコだと前の席は見ずらいところがある。一番最初に闘牛にに行ったときの入場料が日本円にして50円ぐらいだった。古きよき時代だった。
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