Gibraltar2 ジブラルタル2

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世界に数ある飛行場の中でもこのジブラルタルのそれは最もユニークではないだろうか。滑走路のほぼ真ん中を道路が横断していて飛行機の発着時にだけ道路の信号が赤になる。この時は車も歩行者も待ちぼうけを食らうのだが安全を期しているのか長いこと待たされて開かずの踏み切りになってしまう。フランコ時代(75年まで)は独裁者の常で国民の不平をそらす政策で返還運動を国を挙げてやった結果、国交は険悪状態になり長いこと国境は閉鎖され陸の孤島と化した時代もあった。食料や飲料水は対岸のアフリカのモロッコから調達していた。今では自由に行き来できるしスペインの航空会社イベリア航空もこの空港を使えるようになった。広さ6,5kmと前回書いたが調べたら東京の日比谷公園と同じくらい、皇居の17分の一しかない。しかもほとんどが岩山で平地部は極端に少ないのだ。農地、牧草地など一切ないから当然食料は全て輸入だ。動物は猿だけだ。猿といえばジブラルタルの猿は名物の一つになっている。北アフリカ原産の猿と同類だと言うからイスラム教徒が侵略した八世紀以降に持ち込んだのだろう。いつしかジブラルタルの猿がいなくなる時がイギリスの当時の終わる時という迷信が出来たそうで歴代最も有名なイギリス首相チャーチルはアフリカから同種の猿の移入を命じた。あの顔相からは想像できないが結構迷信深い人物だったようだ。

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