
オリーブの収穫に出くわした。果てしなく延々と続くオリーブ畑が多い中、道路脇でこれを見れることは少ない。また高速道路では車を止めることは出来ない。一般道路を走っていた時に、しかもカメラを持っていた。幸運中の幸運といっていい。、畑で誰も仕事してないですねとよく聞かれることがある。延々と続くオリーブ畑の、バス車窓から見える範囲内に農作業をしている風景を見れることの方が可能性が少ないのだ。昔は棒の先に釘を二本打ち、それで実を引っかき落としていた。今回見たのは電気振動機で揺さぶり落とすというもので、下にネットが張ってあって実をかき集めるのだが葉も落ちているからその仕分けはおばさんたちがやっていた。テレビで見たのはトラクターのような大型機械で木自体を揺らしていたが、あれでは木が傷むのではないか他人事だが心配になった。時々オリーブ畑の中に家がポツンとあることがある。あんな所に住んで不便でしょうねとこれまたよく聞かれるのだが、あれは常時人が住んでいる訳でなく収穫期の時にJornaleroと呼ばれる臨時雇いの仮宿舎だ。何せ広大だから仕事が終わって自分農地まで帰るは難しかったのだ。しかし今は車で行くからこの仮宿舎はほとんど使われていない。袋につめてあったオリーブの実がどの程度の重さなのか興味あって持ち上げようとしたがびくともしなかった。60kほどだと言っていたから大変な重労働だ。しかも埃だらけだ。若者がやりたがないのが分かる気がする。しかしこの無限に続くと思えるオリーブ畑のオリーブの一本1本をほとんど手作業でやっていくのだから気が遠くなってくる。
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