アンダルシア街道を行く25  Ecija(エスィハ)


コルドバから58kmエスィハの町だ.Sarten de Andalcia アンダルシアのフライパンと別名というを持つ、毎年夏はスペインの最高温度を記録する所だ.1959年7月9日に陰の温度で49度を記録している。重複するかもしれないがくどく言いたい。スペインは光と陰の国だ。全てが極端なところだ。日に当たる所と陰の部分の差は凄い.暑い時でも陰に入れば気持ちいい.日本の夏の四方八方から蒸気を吹き付けられたようなベトベト、ジトジト感はない。光の部分と陰の部分の温度差は10度以上あるだろう。だからスペインでの陰での49度は不快度からすると日本では60度位だと思う.車のボンネットで卵焼きが一瞬にして出来る。飛んでいる鳥が焼き鳥になって落ちてくると聞いたことがあるけど,これは誇張だろうな。でも足を火傷する可能性は充分あるような気はする。Ciudad de torres (塔の町)とも呼ばれていて遠くから見ると教会の塔がやたらと多い。この町の人は信心深いのだろうな。その教会の鐘打ち塔にはよくコウノトリが巣を造っている。渡り鳥なのだが、最近は渡らなくなったのもいるという。横着になったのか,渡るのを忘れるのか,多分地球温暖化を微妙に感じているのかもしれん。このコウノトリとか鳩の糞尿は建物に良くないらしく雨漏りの原因になっているという。平和の象徴だが、しかたなく鳩の大量処分している所もある。この町は教会が多すぎる。維持するのも大変であろう。Genil川の流域で高温度地ということで、水と肥料を大量に必要とする綿畑があったが、やたら労力が必要で、労賃の問題で発展途上国に勝てず転作されてしまった。古代ローマ時代の特にアウグスト時代は栄えていたようだ。この町の何処を掘ってもローマの遺跡がザクザクと出てそうだ。しかしローマの後に侵略するゲルマン民族によって徹底的に略奪されているので金銀財宝の価値あるものはない。Ecijaの前後の町430kmのLa carlotaそして472kmのLuisianaはカルロス3世の開墾政策によって生まれた新しい村だ。北ヨーロッパからの移民を募ってきただけに、言われてみると住民は金髪碧眼が多いような気もする。

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