Archive for the 'オリーブ' Category Page 2 of 2



Olivo3 オリーブ3

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非常に寿命の長い木だ。平均400年と言われている。写真は地中海に浮かぶバカンスの島であるマジョルカ島の県都、Palma de mallorcaの市のど真ん中である市庁舎前広場に保存されているオリーブの木で樹齢千年以上だという。この時はこのオリーブの木がスペインで最も古いと現地のガイドが説明していたがその後調べたらバルセローナの北ジローナ県に樹齢二千年のオリーブがあるというのが分かった。いい加減なことをいう奴だと当時思ったがこういう話は五万とある。スペインで一番古い闘牛場というのがたくさんある。結局はっきりとは分かってないのだ。まあ、それはいいオリーブである。木であるから上のほうに伸びようとする。そうすると収穫するのが大変になるから横に広がるように選定をする。一本のオリーブの木から約70kgのオリーブのみが収穫できる。そして約4kgのオリーブの実から約1Ltのオリーブ油が確保できる。最大はアリカンテのクレビジェンテで290kg取れたというのが記録されていてギネスブックに載っているそうだ。他の植物油と違うのは製造過程で加熱する必要がないことだ。果肉をつぶして放置するだけで油分は軽いので自然に果汁の表面に出てくる。各家庭、手作業でやれた。だから各家庭のオリーブ油は質も味も違っていた。昔の日本の味噌と同じだ。手前味噌でなく手前オリーブ油で自慢の種になっていたのだが今では家庭で作ることはない。機械化された。つまり遠心分離機にかけて効率よく採油している。最初の過程で得られるのがvirgin oilで、その中でも特に品質の高い、香りの高いのがExtra virgin oilだ。しかしこの絞りかすにはまだまだ油分がたくさん含まれているから薬品による抽出で採油される。こちらの方が普通うに市販されているオイルだ。好き好きもあろうがExtra virgin oilは匂いがきつくて(これが香りがいいと言う人もいるわけだが)好きになれない。

Olivos オリーブ畑

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古代ギリシャ人がオリーブのことを”祝福の樹”と呼んだ。旧約聖書では神様が人間の悪行が増えていることに怒って大洪水を起こした。しかし純真無垢なノアだけにはそのことを告げた。ノアと家族8人は箱舟を作りあらゆる動物のつがいと共に洪水の難を逃れることになる。40日間の大洪水のあと鳩を放したところ、あるとき鳩はオリーブの枝を口にくわえて帰ってきた。これでノアは洪水が終わったことを知る。有名なノアの箱舟の物語だ。それで鳩とオリーブは平和の象徴としてよく用いられる。オリーブは自家受粉が出来ない。だから二本以上近くに植えなければいけない。木の実から採取する食用油としては唯一だ。オイレン酸を多く含み酸化されにくいく固まりにくい性質がある。つまり各植物油の中では最も体に良いとされている。食用は勿論、化粧品、薬品、石鹸などにも使われる。ただし石鹸の場合は前述のようにオリーブが固まりにくい性質のため作るのは手間隙架かる。洗顔専用の高級石鹸であって一般的には他の植物油で作るケースが多い。しかしこのオリーブ石鹸に慣れたらその滑らかな使用感によって他の石鹸は使えなくなってしまう。で、オリーブだが世界の98%は地中海沿岸に集中していてスペインは31%と断トツに多く二位のイタリアが約20%と両国で世界の半分以上のオリーブ油を生産している。アンダルシア地方が特に多いがその中でも Jaen県が特出している。360度、見渡す限りのオリーブ畑という所がたくさんある。日本は勿論のこと世界的にもなかなか見れない旅情をそそる風景である。